2010年04月29日

【宝石・時計店の心温まるエピソード.2】

先週の土曜日、あるカップルのお話。

お二人は婚約指輪と結婚指輪を見にいらっしゃいました。

会話をしていると、GWに入籍をし、夏ぐらいに結婚式を挙げるご予定とのこと。

これから一緒に住む場所も決めなければならないし、12月頃にはお子様が産まれるとのこと。

 「2010年に幸せなことが濃縮されてますね(笑)」

そんなことを話しながら指輪を見ていらっしゃいました。

 「凄く幸せなんですが、そのかわり先立つものがなくて…」

確かに。

これだけ色々な出来事が重なったら、相当余裕のある方でなければ厳しいハズ。


しばらくすると、女性の方が気に入った婚約指輪を見つけた様子。

ロイヤルアッシャーダイヤモンドの一番シンプルな、

また、だからこそ本物の輝きを強く感じられるデザイン#251

しかし、そのまま並んだ指輪を眺めているばかりで口を開かない。

 《どうしたんだろう?何か気になることがあるのかな?》

その時、男性がおっしゃいました。

 「お金のことは気にせずに、○○が欲しいと思ったのを選びなよ!」
 「子供が産まれたら買ってあげられるか分からないし(笑)」
 「この指輪は一生ものだし、俺がお前に贈るものだからさ。」

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色々な出費が重なることを考え、相手のことを気遣い遠慮していた優しい女性。

そんな相手の想いを感じ、男らしく背中を押してあげた男性。

きっと産まれてくる子供も素敵な大人になるんだろうな、そんな気がしました。

確かに色々な状況・環境・立場など、簡単にいかない事は多いと思います。

ですが、こういう場面で垣間見えた2人の相手に対する思い遣り。

こんな気持ちを持っているのであれば、逆にこれから、様々な辛い出来事が起こったとしても、

頑張って乗り越えていけるんだろうなと強く感じさせられました。

【宝石・時計店の心温まるエピソード.1】はコチラ ⇒ http://bit.ly/9A4IYk  


2009年02月21日

ある『愛』の物語(*´ェ`*)

今日は…
先日、私が体験した最高に素敵なStoryを話させて下さい!!!

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今日は2月14日、St.Valentine's Dayicon06

時刻はPM7時すぎ。

事務所で仕事をしていた私は、作業を終え1階の店頭へと向かった。

扉をあけると、見覚えのある2つの後姿がロイヤルアッシャーの婚約指輪を見ながら、
店員にカタログをもらおうとしていた。

そっと横から覗いてみると、それは私の知っている顔だった!

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女性(A子)は私の友達。
男性(Bさん)と会うのは2度目。
2月13日以来、つまり前日に初めて会ったばかりだ。
前日、私が友達を夕食に誘ったところ、すでにA子と一緒とのこと。
私が仕事を終えて参加したときには、A子の彼氏であるBさんも加わっていた。
すごく話しやすい方で、いろんな話をした。当然仕事の話もした。
面白そうに話を聞いてくれるBさんに、私はついついロイヤルアッシャーについて熱く語っていた。
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 「おいっ!何してるのさicon10どうしたの?」

 「なんだ、いたんじゃん!今日はいないのかと思ったよ。」

 「いや、昨日ロイヤルアッシャーが良いってプッシュしまくってたから早速見に来てみたんだよface02

 「ありがとうございます!!早く言ってくれればよかったのにicon10



2人は一通り見終わって帰ろうとしていたが、私が来たので再度指輪を見ていくことにした。

結婚する予定も買う予定もないとのことだが、私は早速お店に来てくれたことが嬉しかったし、
せっかく来たのだから楽しんでいってほしかった。

すでにトレーの上にはいくつか指輪がでていたが、2人と話しながら他の指輪も紹介していった。



 「これなんか面白いデザインですよ!」

 「ホントだ!面白いねぇ♪」

 「これも良いねicon14

 「これはどう?今までの中で言ったらA子はどれが一番好き?」

 「ん~コレかなぁ!」(ある指輪『R』を指さす)

 「へ~っ、そうなんだ。」



 「普段使いするなら、こちらもとても綺麗です。」

 「すごい綺麗icon12

 「おーっ、これも良いよ!どう?」

 「いいけど、私的にはコッチかなぁ~(『R』を指さす)」



こんなやりとりが何度か続いた。

なんだかA子よりBさんの方が興味深く指輪を眺めている。

 「初めてゆっくり見たけど楽しいね、面白いね♪♪」

 「まったく、これじゃどっちが女性かわからないぐらいだねface07(笑)」



時刻はPM7時50分。

閉店の8時まであとわずか。



 「もう50分だよ。もうすぐ閉店だし行こ。」

 「まだ大丈夫ですよface01

 「ほら~、店員さんが良いっていうから大丈夫だよ!」



あれ??ふらっと商品を見に遊びに寄ってくれただけなのでは?

楽しんでくれているのは嬉しいが、普通だったら「そうだね、帰ろうか。」という展開のハズ。

そのころには、指輪もトレーいっぱいに並んでいた。



 「たくさん良いのあるけど、A子はやっぱり『R』みたいのが好きなの?」

 「ん~、迷うけどやっぱり『R』かなぁ~。普段からしやすそうだし。」

 「もう一回ハメてみなよ。どう?しっくりくる?」

 「うん、やっぱコレが一番好きかなicon12

 じゃあコレ下さい!

 「えっっface08!?!?!?」 「えっっface08!?!?!?」 



一瞬空気が止まった。

私とA子の思考も止まった。

思わずお互いに顔を見合わせた。

私も、え?冗談かな??とも思ったがBさんの表情は真剣だった。



 「えっっ!?!?!?  あれ??  それってどういうこと?????  え??」

状況を飲み込めていないA子。

 「そういうことだよ。結婚しようか。」

 「えっ!?   …うん。」



私は最高に幸せな瞬間に立ち会うことができた。

あまりの驚きと嬉しさで、笑いながらも涙を流すA子。

私も胸が熱くなり、ドキドキが止まらない。

今思えば不自然な所は多々あったが、その時はそんな素振りは全く感じなかった。

完全なサプライズ、そして最高のサプライズだ!



婚約指輪をあげる人が少なくなってきたり、女性が気に入っていても男性が決断しなかったり、
男気のある人が減ってきているのでは?とも感じていた最近の世の中にあって、
最高に格好いい最高のプロポーズだった!!

私は、この仕事をしていて本当に良かったと思えたし、
これからもっともっと頑張っていかなければと強く感じた。



お2人とも、本当におめでとうございます

そして、幸せな瞬間に立ち会わせてもらえて、本当にありがとうございましたface02

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こんな素敵なエピソードがありましたので、ご紹介させて頂きました。

私たちタカラ堂スタッフは、最高のサービスで、お客様の大切なストーリーを華やかにあたたかく、ドラマティックに演出します。

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